小原流の写景盛花様式本位の水仙と菊の作品です。水仙は一旦葉をバラバラにして組み直し、形を整えてもと通りに袴をはかせます。ピッタリ葉をそわせるのは熟練の技が必要です。主枝は、葉の差が長く子株は葉の長さの差が少ないです。凛としたたたずまいがありますね。
下の緑は日蔭です。大地の表現ですね。足元の小菊は蕾ですが、もう少し開いて欲しいです。